将棋の第66期王座戦1次予選、藤井聡太四段(15)対平藤真吾七段(54)戦が21日、関西将棋会館で行われた。通算50勝目(未放映のテレビ対局を除く)を目指す藤井は、午前9時30分ごろに会場入り。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。後手の藤井は飛車先を突いた。両者の対局は藤井の2戦2勝。

 対局は昼食休憩に入った。藤井は関西将棋会館近くの「小雀弥(こがらや)福島店」の肉うどん(800円)を注文。麺好きの藤井はボリュームのある昼食でしっかりと栄養補給した。

 王座のタイトルは中村太地六段(29)が保持している。藤井が王座のタイトルに挑戦するには1次予選、2次予選、挑戦者決定トーナメントとすべてトーナメント戦を勝ち抜く必要がある。持ち時間は各5時間。昼食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。