史上最年少プロ棋士、藤井聡太六段(15)が25日、名古屋市内で行われた「第15回詰将棋解答選手権」の最上位クラス「チャンピオン戦」に出場し、大会史上初の4連覇を達成した。東京、大阪、名古屋の3会場にはプロ棋士やアマチュアなど105人が参加した。

 以下は主な一問一答。

 -見事に4連覇。前半5問全問正解、単独トップで折り返したときの心境は

 藤井 いつも後半の10問目で苦しめられているので、そこはどうなのかなと思っていた。

 -後半の解いているときの手応えは

 藤井 9問目までは比較的、やさしかった。10問目は非常にやっかい。ただ時間的に余裕があったので、しっかり変化をクリアしていくことができた。

 -最難関の10問目を解いたときの心境は

 藤井 変化の確認をしていたので、解けたという感じではなかった。

 -優勝について

 藤井 今年もまったく自信がなかった。このような結果になって、とてもうれしい。

 -4連覇のプレッシャーはあったか

 藤井 毎年、参加している大会なので、プレッシャーは特になかった。

 -来年は

 藤井 ぜひ参加したい。またいい作品と出会えたらなと思います。

 -連覇の目標は

 藤井 特に何連覇というのはない。楽しんで参加したいと思っているので、特に何連覇という思いはない。