西日本豪雨に関連し、各地で被害が出始めた今月5日の夜、自民党の中堅・若手国会議員が、安倍晋三首相や党幹部を交えて「赤坂自民亭」と呼ばれる恒例の飲み会を、議員宿舎で開いていたことに9日、批判が拡大した。

 約30人の自民党議員が参加し、複数の議員が楽しそうな写真を自身のSNSで紹介。しかし気象庁は5日午後にすでに臨時会見で、記録的大雨の恐れと厳重警戒を呼び掛けており、政権政党が危機管理のなさを露呈。SNSでは「マトモな政党なら自粛」との指摘もある。首相は同会に初めて出席。9月の党総裁選対応とみられる。

 岸田文雄政調会長や竹下亘総務会長、松本智津夫元死刑囚らの死刑執行を翌日に控えた上川陽子法相も参加した。竹下氏は9日の会見で、「正直、これだけすごい災害になるとは予想しなかった」と、見通しの甘さを認めた。

 一方、安倍首相は豪雨対応で、11日からの外遊の中止を決めた。立憲民主党も、内閣不信任決議案の提出を当面見送ると決めた。