自民党の小泉進次郎厚労部会長ら超党派の国会議員は25日、高市早苗議院運営委員長と面会し、党首討論の夜間開催やペーパーレス化など国会のIT化などを盛り込んだ独自の国会改革案を手渡した。今年7月、事務局長を務める「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」でまとめた内容で、高市氏が議運委員長に新任されたことを受けて、あらためて提言。高市氏もタブレット端末の配布に意欲をみせた。

進次郎氏は「国会のペーパーレス化に向けた第1歩になるかもしれない」とした上で「各党のご理解が必要だ」とも述べ、現段階で参加を見合わせている野党にも、働きかけを続ける意向を示した。自民党も同日の政調審議会で、紙資料ではなくタブレット端末を配布して議論した。