日本漢字能力検定協会は12日、2018年の世相を1字で表す「今年の漢字」を「災」に決めたことを京都市の清水寺で発表した。清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)が揮毫(きごう)した。

今年は北海道、大阪、島根での地震のほか、西日本豪雨、大型台風到来、記録的猛暑など日本各地で起きた大規模な自然災害により、多くの人が被災したという。

今年も11月から漢字1字とその理由を募集したところ、1位が「災」だった。2位「平」、3位「終」4位「風」、5位「変」。

昨年は「北」、16年は「金」だった。