宇宙航空研究開発機構（JAXA）は22日午前7時50分すぎ、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」の着地に成功したと発表した。

＜ドキュメント＞

◆21日午後1時15分　当初の予定から約5時間遅れで「はやぶさ2」が高度2万メートルから小惑星「りゅうぐう」へ向け、降下を開始。

◆22日午前7時16分　推定高度45メートルでホバリング（待機）を確認。

◆同7時46分　最終降下に突入し、高度45メートルから8・5メートルで一時、ホバリングを確認。

◆同7時48分　予定より約40分も早いタッチダウン（着陸）を確認。

◆同8時9分、「はやぶさ2」からデータ送信を地上管制室で受信。

◆同8時10分　探査機の状態がすべて正常であることを確認。

◆同8時42分、最終的な第1回のミッション終了を宣言。

※すべて地上の管制室が確認した時間。「はやぶさ2」からの送信が地上の管制室に到達するのに約19分を要する。「りゅうぐう」へのタッチダウン時間は7時29分ごろと思われる。