東京・世田谷区の用賀駅北口に、高級食パン専門店「くちどけの朝じゃなきゃ!!」が今日21日にオープンする。

国内外のベーカリー約100店をプロデュースし、奇抜な店名を付けることで知られる岸本拓也氏(44)が、ASA(朝日新聞販売店)用賀と二子玉川を兼営する井口忠寿氏(59)とタッグを組んだ。「食パン×配達網」の新コラボレーションの展開に、井口氏は「『買い物弱者』と呼ばれる年配の人たちに喜んでもらえるならうれしい」と話す。

食材のハチミツ、生クリーム、バターなどは国産を使用。おいしさと安心・安全に徹底的にこだわった。「耳までやわらかくて口溶けのよいパンです。開発に2年くらいかかりました」(岸本氏)。最初は店頭だけの販売でスタートし、8月上旬には朝食時間に合わせ、自宅などへの配達も実施予定。プレーン(900円、税込み)とレーズン(1100円、税込み)の2種類を2斤サイズで販売。配達は週に1度、4週1セットの契約にする見込みだ。