東京都が整備中の新設会場も報道陣に公開された。東京アクアティクスセンターは、土壌汚染が見つかった関係で完成時期が2カ月ずれ込み、来年2月となったが、工事は順調という。都の担当者によると、大会後の後利用でも水泳専用とする。年間100万人、100大会の実施を目標とするが、年間約6億3800万円の赤字が出る見込み。

黒字化のため音楽イベントなど、水泳以外の事業計画について担当者は「他地域のプールでそのような事例はあるが、ここは100大会などの目標を達成するには水泳専用が最善だと考えます」と回答した。運営権を民間に売却した有明アリーナは年間約3億6000万円の黒字となる。

選手村は大会中、3800戸、1万8000ベッドが整備される。現在、21棟全ての■体は完成した。大会後は加えて、50階建てタワーマンション2棟を建設。全てマンションとして売り出され、一帯は全5632戸が入る集合住宅群となる。

 

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