横浜市の林文子市長(73)がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を表明したことを受け、「ハマのドン」こと藤木幸夫横浜港運協会会長(89)が23日、「山下ふ頭は我々の聖地。命を懸けて反対する」と緊急会見した。

藤木会長は「顔に泥を塗られた」と林市長に不快感を示しながらも、「泥を塗らせた人がいることがいることははっきり分かっている」と、市長の背後にいる“敵”と戦うことを明言した。

林市長が「住民投票はしない」と話していることについて、藤木会長は「負ける勝負はできないということだよ。横浜じゅうが反対なんだから」と語った。市民からはリコールを求める声も上がっている。林市長のことを「気の毒だ」と話す藤木会長は「リコールなんてさ。かわいそうだよ。あと2年。きれいに有終の美を飾らせてあげようよ」。戦うべきはあくまでハードパワーであると話した。