20日、東京・築地場外のパブリック・ビューイング(PV)会場となった市場機能を持つ施設「築地魚河岸」3階の魚河岸食堂には約200人のファンが訪れた。

この日、もう1つの準々決勝のフランス-ウェールズから開場していて、築地場外の8店が自慢の逸品を出し合って、この日だけの築地PV食堂がオープンした。

出店したのは「築地寿司清」「菅商店」「近江屋牛肉店」「築地鳥藤」「つきぢ松露」「藤本商店」「広洋」などで、そのほかにもボランティアで場外市場の店主らが「さあ、おいしいよ」「レモンサワーもあるからね」と元気な声を張り上げていた。

この日のために特別メニューも飛び出した。鳥藤では「必勝鶏焼きそば」、玉子焼きの松露は「特製プリン」と飲酒できない未成年にも優しいPVとなった。

日本代表の南アフリカ戦前から会場はヒートアップして、やきとり、モツ煮込み、枝豆、ぬか漬けなどが飛ぶようにはけて売り切れが続出した。 【寺沢卓】