東京湾フェリーは27日、ゴールデンウイーク期間に当たる4月29日から非常事態宣言の最終日の5月6日まで、新型コロナウイルスの感染・まん延を防止し、他県への移動抑止を勘案し、全便運休にすると発表した。

東京湾フェリーは神奈川・久里浜港(横須賀市)と千葉・金谷港(富津市)の間を約40分で結ぶフェリーで、観光目的だけではなく通勤などにも使われている公共交通機関だ。

東京湾フェリーでは「1日も早い新型コロナウイルスの終息を目指して決断しました。日本政府や千葉や神奈川の地元自治体などから指示があった場合、さらなる変更も想定はしています」と話した。

現状では、通常14往復だった定期便を非常事態宣言を受けて4月9日から6往復に減便していた。当初、自動車などの往来が増える4月29日~5月10日は、通常の14往復に戻す計画があったが、一転して全便欠航とするとした。

今年は創業60周年のメモリアルイヤーで、千葉県と神奈川県をまたぐサイクリングイベントなども実施していたが、新型コロナウイルスの感染まん延の影響で、3月開催直後に打ち切り中止にもなっていた。

天候などの影響で高波などの航行の悪条件がある場合は欠航していたが、60年の歴史の中でも8日間連続で全便運休するのは初めて。