橋本聖子五輪相(55)が4日、報道陣の取材に応じ、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式などについて、大会組織委員会が簡素化する案を検討していることについて「最適化、合理化を検討していくことで合意しているのは承知している」と話した。さらに「国としてはどういうサポートをしていくか、寄り添う形でしっかりとやっていく」と支援を約束した。

一部では、大会で選手や観客へのPCR検査など、新型コロナウイルス感染症対策などを検討していると報じられた。「安心、安全が確保されない限り、選手は不安になってしまう。検査も含めて、どうあるべきか、検討されていかないといけないと思っている」とした。さらに「今後、IOC、組織委、都の全体的な感染症対策が決まっていく中で、アスリート、観客、関係者の方たちへの(感染症対策の)検討は、当然、検討事項に入っている」とした上で「国への依頼などもありますから、しっかりとやっていきたいと思っています」と話した。