渡辺明前棋聖(36)は一夜明けた17日、自身のブログを更新した。

棋聖戦で敗れた第1局、第2局、第4局について「負け方がどれも想像を超えてるので、もうなんなんだろうね、という感じです」と驚きをつづった。

第4局については「番勝負をやると、手付き、仕草、息遣いなどで相手が形勢をどう判断しているか、なんとなく分かるようになりますが、自信ありという感じで8六桂を指されて、そこでこっちも手が止まったので、この将棋は負けたなと覚悟しました」と振り返った。