小泉進次郎環境相は、安倍内閣が総辞職した臨時閣議後、環境省で会見した。1年前の内閣改造で環境相として初入閣した立場として、安倍晋三首相に対し「最後の安倍内閣の一員として、今後、間違いなく自分のライフワークになる環境や気候変動の分野に携わるチャンスを与えていただいた。これからもさまざまなご指導をいただきたい」と、述べた。

「7年8カ月の政権運営は、心身ともに他の人には計り知れない重いものがあったと思う」と思いやった上で、父親の小泉純一郎元首相の退任時に言及。「私の父は5年5カ月だったが、父が総理を辞めた時の息子としての思いは『生きて帰ってきてくれた』というのが率直なところだった。安倍総理には、心からお疲れさまでしたと申し上げたい」と、あらためてねぎらった。