19年9月の台風15号の影響で、千葉県市原市のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」の鉄柱が倒れ込み、住宅被害が出た問題で、被害住民との間で行われた災害ADR(裁判外紛争解決手続き)で和解合意したと27日、ゴルフ練習場側の代理人弁護士が発表した。
ゴルフ練習場側は昨年11月、練習場を解体して土地を売却し、被害住民への補償費用にあてると発表。1年以上にわたり、災害ADRが行われていた。
被害住民の1人は「ウチは今回で一段落しましたが、自宅が全壊した人の中には、再建のメドが立たない人もいる」と複雑な胸中を明かした。別の被害住民の関係者は「希望通りにいかなく、納得していないが、長引かせても結局不利になるだけ。妥協とあきらめです」と話した。
鉄柱13本の撤去を昨年11月に完了後、ゴルフ練習場は解体され、更地になっている。代理人弁護士によると、ゴルフ練習場運営会社は清算などを終えた後、廃業する予定としている。


