聖火リレースタートから3日目で最初の週末となった27日、郡山市では沿道で観覧者らが密集する状況が散見された。

JR郡山駅西口駅前広場には、規制線のロープに乗り掛かるように人があふれ、多い場所では規制線に沿って人の列が何重にもなった状態で写真や動画を撮影する状況もあった。組織委員会の担当者は都内で会見し、「沿道に関しては大きな問題はなかった。県警と連携し、駅に近い(商店街の)200メートルは車道を(観覧者に)開放した」と対策を講じたことを説明した。25、26日にガスバルブのねじ込み不足で一部で火が消えたトーチについては「ゆっくり、確実にと徹底した」結果、27日は初めて消えずに聖火をつなげた。