「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」などの作品で知られる漫画家の森田まさのり氏が、週刊ペースの作業に限界を感じたときのエピソードを明かした。

森田氏の作品「べしゃり暮らし」はもともと「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていたが、連載の途中で「週刊ヤングジャンプ」に掲載誌を変えた。森田氏は11日、「『べしゃり』を描いてる時、とてももう週刊ペースじゃ描けないから、隔週掲載にさせて欲しいとお願いしたら、『ジャンプは週刊誌だよ』と言われた事があります」とツイッターで連載当時の舞台裏を明かした。「『もっと楽なペースでやっとる奴おるやろ!』とは言わずに、青年誌に移籍を願い出ました。それほど止められませんでしたよ。ええ」と他漫画家の例を示唆しつつ、掲載誌移行の経緯についてつづっている。

人気漫画「呪術廻戦」の休載発表を受け、ネット上では人気漫画家たちが休むに休めなかった過去の漫画業界の体験談を次々と明かし、話題になっている。