KHB東日本放送は20日から宮城県仙台市青葉区双葉ヶ丘から仙台市太白区あすと長町に社屋を移転し、放送業務を開始する。

新社屋は、災害に強く迅速かつ正確な情報を届けられる発信拠点として整備されており、災害時にも放送を継続できるよう耐震安全性を最高レベルに設定している。7日間の継続発電可能な設備を備えており、非常時に対応。また、近隣河川の氾濫を想定し、1階の床を1メートル高くしてある。

そして、メインスタジオは現社屋の1.3倍の広さとなっており、1階部分は一般にも開放され、178席の収納式観覧席を備える「ぐりりホール」は、番組収録はもちろん、試写会、コンサートなどにも使用できる。JRと地下鉄の長町駅から徒歩5分で、ツイスト状にデザインされた鉄塔が目印。杜の広場公園に面した立地を生かし「にぎわいの場」を創出していく。