菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)に立候補した高市早苗前総務相が28日、東京・日枝神社に陣営の9議員と参拝し、必勝を祈願した。高市氏は、きょうの投開票を前に「すがすがしい気持ち。今日まで無事に正々堂々と、いい選挙戦を戦わせていただいたことをお礼申し上げました」と語った。

直前には自民党本部に二階俊博幹事長を訪問し、会談した。二階派(47人)を率い、支持候補を正式表明していない二階氏に最後の支援を要請したとみられ、「人事を尽くして天命を待つ。明日まで力を尽くします」と、史上初となる女性の総理総裁へ見据えた。