新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は8日午前の衆院予算委員会の質疑で、変異株「オミクロン株」による感染急拡大がピークを越える「ピークアウト」について警戒感を示した。

「多くの県で先週、今週比の少しずつ増加スピード鈍化している。ピークアウトは可能だと思います」とする一方でオミクロン株の亜種も出現していることから「高止まり、最悪の場合には、むしろなかなか、下がらずに上がるということも考えられる」などと指摘した。