コナモンを食べて、夏の暑さにもコロナにも勝とう! 日本コナモン協会(大阪市中央区)は7日、5(コ)月7(ナ)日の語呂合わせから03年に同協会が制定した「コナモンの日」に、お好み焼きやたこ焼きを含めた“コナモン料理”をアピール。この日から「夏の麺益力やきそばの達人」と題した「夏野菜やきそばフォトコンテスト2022」(8月27日まで)も開幕し、インスタグラムとツイッター投稿による募集を開始した。

制定20周年を迎えた同協会の熊谷真菜会長(60)は「焼きそばは子供からお年寄りまでが大好きなメニュー。ソースも食欲をそそる味と香り。野菜もとれてバランスも良いので、夏の暑い時期にピッタリです」。「麺益力」の言葉には、麺類やさまざまなコナモンをおいしく楽しく食べることによって心身ともに元気に暮らすための食習慣スタイル形成の願いが込められている。「免疫力は医療の言葉だが、『麺益力』の言葉も定着させていきたいと思っている。冬は温かいうどんで体温を保ち、夏に食欲が落ちる中で、焼きそばで食欲増進。私も1年間で地球3周分くらい動きまわっていますが、コロナにもかかっていません」。コナモン摂取での「麺益力」アップを実証している。

焼きそばコンテストは昨年に続く2度目だが、今回は「3種類以上の野菜の使用した焼きそば」を条件とした。「今年はインスタやツイッター投稿で気軽に参加してほしい。飲食店の焼きそばでも良いですし、買ってきたものでも良い。インスタントでも野菜を少し加えればバランス力も上がる」。コロナでキャンプやバーベキューの人気が高まっていることも挙げ「締めの焼きそばが増えていると聞いています。身近な野菜を活用したり、夏休みの思い出も増えてくれればうれしい」と願った。

一方で、ロシアのウクライナ侵攻による輸出規制や、米国やカナダの不作などの影響により、原料となる小麦価格が高騰している。「もともと安心安全な小麦の食品が日本は安すぎたくらい。値段が上がってしまうのは家計面では厳しいところはあるが、SDGsやフードロスの観点からも、このタイミングでもっと価値を見直すことも必要」とプラスに捉えている。

コナモンは世界各国に多種多様。好きなコナモンを食べて、元気になろう。【鎌田直秀】