アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで、夏の参院選東京選挙区(改選数6)に自民党公認で立候補予定のタレント生稲晃子氏(54)が3日、出身の東京・小金井市で行われた「励ます会」に出席し、元メンバーで歌手の城之内早苗(54)も駆けつけた。

「元おニャン子」メンバーが同窓会応援に登場するのは初めてで、会員番号17の城之内から花束とエールを送られた会員番号40の生稲氏は「30歳まで育った町。31歳で母親を亡くしましたが、ここが私の原点。当選の花を付けてもらえるように」などとあいさつした。テレビドラマ「キッズ・ウォー」で共演した仲間や中学時代の同級生や先輩らも駆けつけて、壇上で勝つぞコールで締めくくった。

参院選は22日公示、7月10日投開票が有力視されている。東京選挙区には立憲民主党の蓮舫、公明党の竹谷とし子、共産党の山添拓、自民党の朝日健太郎の現職4氏に、立民の松尾明弘元衆院議員、ファーストの会の荒木千陽代表、日本維新の会の海老沢由紀、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の服部良一元衆院議員、無所属で作家の乙武洋匡ら各氏が立候補を表明している。【大上悟】