将棋の最年少5冠、藤井聡太王位(竜王・叡王・王将・棋聖=19)が豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、「お~いお茶杯第63期王位戦7番勝負第1局」が28日、愛知県犬山市「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で再開された。藤井は王位3連覇を目指す。豊島は59期以来のタイトル奪還を狙う。昨年と同カード。2日目午前、豊島がわずかにリードを奪った。

午前10時、午前のおやつタイムになった。おやつは対局室とは別室に用意された。藤井は「オレンジジュース」と「アイスティー」を注文。消費時間を豊島よりも多く使っており、時間節約のためか、珍しく午前は飲み物だけだった。

豊島は1日目の午前のおやつと同じ「フレッシュフルーツサラダボウル」を注文した。タイトル戦でのフルーツ盛り合わせは豊島の定番メニュー。リズムを崩さず、攻め込んでいる。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。夜までに決着する見込み。