自民党の野田聖子前少子化担当相が、内閣改造に伴い大臣職を終えた現在の思いを明かした。

野田氏は12日、「本日で、大臣ワーク、終了!」とブログを更新。「おつかれちゃん、と自分に。ありがとう、とみんなへ」と感慨深げにつづり、「で、やはり、まずは、ムスコさんには、お礼とお詫び。おつかれさまでした、と言ってくれた!」と息子との仲睦まじげなツーショットを公開した。

「むかし、彼の呼吸が止まった時、そして蘇生した時…あれ以来、私は、この世が好きになった!」と息子が生まれたときのことを振り返り、「だから、どうにかもがいてあがいて、いく」と続けた。

野田氏をめぐっては夫が、自身が過去に暴力団員だったなどと報道した一部週刊誌に対して、名誉を毀損されたとして損害賠償を求める訴訟を起こしていたが、最高裁は8日、夫側の上告を棄却。これに対し、野田氏はブログで「最高裁の判断は誠に遺憾」「事実を踏まえていないもの」などと主張した。