ホリエモンが異例のサプライズで自身の秘書の私設秘書になる。

警視庁が逮捕状を取った前参院議員(比例代表)のガーシー(東谷義和)容疑者(51)が除名され、議員の身分を失ったことを受け、参院選比例代表の選挙会は23日、昨年7月参院選のNHK党(現政治家女子48党)比例名簿に基づき、実業家の堀江貴文氏の秘書である同党の斉藤健一郎副党首の繰り上げ当選を決定した。24日の官報に告示された後、当選の効力が発生する。

この日、斉藤氏は公費ではなく自費で雇用する私設秘書として堀江氏を起用することを明らかにした。24日に参院議員の当選証書を受け取るとホリエモン秘書が正式に誕生する。堀江氏は国会議員の秘書として国会内などでの活動が可能となる。斉藤氏は「身を引き締めて、やっていきたい。政治の世界をイノベーションしていく。私1人ではなく、チームとしてやっていく政治を、ご覧いただきたい」と抱負を語った。

ガーシー容疑者は昨年8月の初召集から1度も国会登院に応じず、15日の参院本会議で国会法に基づいて72年ぶり3例目の除名となった。国会欠席を理由として除名となるのは初のケースとなったが、斉藤氏は「登院もする」と述べた。【大上悟】