侍ジャパンのモノマネ集団「ちょいまねジャパン野球部」と、ヌートバー外野手(カージナルス)の母久美子さんの実家がある埼玉・東松山市の初コラボレーションが26日、決まった。

この日、ヌートバーを担当(ノートバー)するお笑いタレント、クロワッサン。(41)がユニホーム姿で同市に単身乗り込み、商店会や老舗百貨店、市役所関係者に直談判。「新ネタ」と「新メンバー」を連れてゴールデンウイーク(GW)にイベント参加することを約束した。

クロワッサン。は「この地区で人気の西武山川(穂高)担当も加えて、精度の高いWBC名場面コントを実演する」と“東松山市盛り上げ隊”として積極的に関わると誓った。

開業から69年の丸広百貨店東松山店の杉田明男店長(58)は「『ちょいまね』のみなさんに来ていただけるとはありがたい。今年のGWは面白くなりそう」と大乗り気。まるひろ通り商店会もGWにイベントを企画中で、事務局の「ふとん山崎屋」4代目山崎太加幸社長(48)は「丸広百貨店とGWイベントでタッグを組むのは初めて。別の商店会も巻き込みたい」。この日、クロワッサン。は市のホームページで配信する動画にも一発芸を披露した。

箭弓(やきゅう)稲荷神社ではWBC用の特注絵馬と御朱印を手に入れ、複数の飲食店で“ヌートバーメニュー”を堪能したクロワッサン。は「東松山、いけるよ。メンバー再結集させて、面白いネタ、やっちゃうよー」。メラメラと闘志をたぎらせた。【寺沢卓】