将棋日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)の開幕戦、羽生善治九段(52)対山崎隆之八段戦が1日、仙台市「夢メッセみやぎ」で公開対局として始まった。先手後手を決める振り駒は、と金が3枚出て、山崎が先手で先手2六歩、後手羽生後手8四歩とお互いに飛車先の歩を突いた後、山崎得意の相掛かりとなった。
両者の対戦成績は羽生の20勝5敗。このうち、JT杯では1勝1敗だ。先手の山崎は2年連続7回目の出場で、17年のJT杯覇者でもある。
後手の羽生は34年連続の出場。1991年(平3)の初制覇以来、過去5回制している。先月9日の日本将棋連盟会長就任後、初の公開対局だ。
JT杯は持ち時間各10分、使い切ると1手30秒の秒読みとなる。秒読みに入ってからは1分単位で合計5回の考慮時間がある早指し戦。前回優勝の藤井聡太JT杯覇者、今年2月28日時点での8大タイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・叡王・王将・棋聖)保持者、22年賞金ランキング上位者の計12人による勝ち抜き戦。地方を転戦してトップ棋士同士の対戦をすべて公開対局で行う。優勝賞金500万円、準優勝150万円。

