「無錫旅情」などのヒット曲で知られる演歌歌手の尾形大作氏(60)が、次期衆院選で、大阪18区(岸和田市など)に自民党から出馬することが2日、分かった。

自民党は、大阪での日本維新の会の躍進を受けて、てこ入れを図るため、次期衆院選の大阪の10つの小選挙区について、党本部主導で公募による選考に踏み切った。その結果、公認候補予定者となる新たな支部長を、茂木敏充幹事長がこの日、大阪市のホテルで記者会見して、発表。このうちの大阪18区に、新人の尾形氏が選ばれた。

尾形氏は1963年(昭38)生まれ。福岡県志免町出身。1981年に歌手デビューした。1986年の「無錫旅情」が130万枚を超える大ヒットとなり、1987年のNHK紅白歌合戦に初出場した。歌手活動のほか、映画やドラマ出演など幅広く活動を続けている。競技バイクのモトクロスレーサーとしても活動したほか、故郷の福岡県志免町のブランド選考委員会委員長を務めたこともある。

自民党は前回の2021年衆院選で、大阪に19つある小選挙区のうち、公明党の候補がいる4選挙区をのぞく15選挙区に候補を擁立したもののが、議席を獲得できず、15選挙区はすべて維新が獲得した。維新は今春の統一地方選でも議席を増やしている。10つの小選挙区のうち、18区を含む4選挙区では、支部長不在の状態が続いていた。