東京都渋谷区の長谷部健区長が1日、区の公式サイトを通じて「ハロウィーン期間のご協力のお礼」と題して文書を公表した。

例年、多くの人がごった返し、痴漢やスリ、けんかなどのトラブルが横行する東京・渋谷のハロウィーン。一夜明けて、長谷部氏は「皆さまのご協力とサポートにより、懸念していた雑踏事故や大きな事件もなく11月1日を迎えることができましたことに心より感謝いたします」とつづった。公式サイトによると、来訪数はピークの10月31日午後10時で、約1万5000人。22年の約6割にとどまったという。長谷部氏は「区民の皆さま、地域の商店街、警察、消防、公共交通事業者、報道機関の皆さまに多大なるご協力をいただき、渋谷の街の安全・安心を確保することができました」とコメントした。来年以降の対策について、区は「来年も海外に向けての周知は行う予定ですが、来年の具体的な対策やメッセージについては警察・鉄道事業者・街の方がたと協力して検討していきます」とした。

23年の渋谷区のハロウィーンを巡っては、長谷部氏が「ハロウィーン目的で渋谷に来ないで」と異例の呼びかけを行っていた。区は、警備費や広告費など計約4800万円の費用を投じた。渋谷駅前やセンター街の入り口などに「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」と書かれた看板や垂れ幕を設置していた。