自民党参院議員の三宅伸吾防衛政務官が、10年前に事務所スタッフだった女性にセクハラ行為を行ったとする内容の記事を、16日発売の「週刊文春」が報じた。一方、三宅氏はこの日、参院外交防衛委員会に出席し、「女性スタッフにセクハラを行ったとの指摘の報道については、まったく身に覚えがございません。セクハラの事実はないと確信している」と述べ、報道内容を全面否定した。

この日、弁護士を通じて文春側に抗議文を提出したことも明かし「今後、法的措置も視野に入れて対応していく」とも述べた。

立憲民主党の福山哲郎議員の質問に答えた。

文春の報道によると三宅氏は2013年、当時事務所でアルバイトをしていた女性に、カラオケの個室でキスを迫ったり、体を触るなどしたという。

三宅氏は「記事では(女性が)私にセクハラ被害を受けたので退職したかのような内容になっているが、そのような事実はない」「女性スタッフと私、事務所との間のメールを確認したが、セクハラをうかがわせるようなやりとりはまったくなかった」と訴えた。

一方で「どこのお店で面会したのか、食事を取ったのかについては10年前のことなので、覚えていない」「現時点ではそれを裏付ける領収書なども確認できていない」とも述べた。

女性とのメールでのやりとりが残っていないことも、否定する理由の1つとして挙げたが、福山氏は「メールのことは聞いていない。全く答えていない」と指摘。「(女性と)カラオケに行ったかも覚えていない。セクハラをしたかといったら、メールのやりとりがないから、そんなことはないと思うと。だんだん弱くなってきている」と指摘。「はなはだ怪しい。防衛省内ではセクハラの問題が出ているので、示しがつかない」とも指摘した。

木原稔防衛相は「防衛省は省一丸となって、ハラスメント対策に取り組んでいる。(三宅氏には)引き続き説明責任を果たし、政務官として職責をしっかり果たしてもらいたい」と答弁した。

三宅氏は、日本経済新聞社編集委員などを経て2013年の参院選香川選挙区選出で初当選。当選2回。