自民党の三宅伸吾防衛政務官は16日の参院外交防衛委員会で、この日発売の週刊文春が報じた元事務所スタッフの女性へのセクハラ疑惑をめぐり、女性と事務所以外の場所で会った可能性を問われ「夕食でもいかがですか」という内容や、「ホテルのロビーで会いましょう」という待ち合わせの内容のメールを送信していたことを認めた。

当時のメールを確認し、2013年10月27日に元スタッフの女性から「職場の人間関係を理由に退職したい」というメールを受けたとして「私が事情を聴きたいと、しっかり会って話を聞こうとしても不自然ではない」と述べた。一方で「実際に面会したか、どこで面会したのか、食事をとったのかということは覚えていない。現時点では裏付ける領収書なども確認できていない」と主張した。

「セクハラ行為の有無について覚えているのか」との質問には「記事にあるような異常な行為をもししていたのなら記憶に残っていると思うが、身に覚えはない」と訴えた。

「(記事で報じられている)個室のカラオケに行ったことはあり得るわけですね」との質問には「その女性スタッフと面会しているのではないかとは思いますが、実際に面会したか、どこで面会したか、食事をしたかについては覚えていない」と繰り返した。

立憲民主党の福山哲郎、共産党の山添拓両参院議員への答弁。

山添氏から、自身にセクハラの認識はなくても相手がセクハラを受けたと受け取る行為があったことは否定できないのでは、と指摘されると「(事実なら)女性スタッフが私に何らかのクレームがなされた可能性もあるが、そのメールはなかった」と述べた。山添氏は「クレームがなければセクハラがなかったことにはならないのではないか」と指摘した。

文春の報道によると三宅氏は2013年、当時事務所でアルバイトをしていた女性に、カラオケの個室でキスを迫ったり、体を触るなどしたという。

一方、三宅氏はこの日の委員会で「女性スタッフにセクハラを行ったとの指摘の報道については、まったく身に覚えがございません。セクハラの事実はないと確信している」と述べ、報道内容を否定した。弁護士を通じて文春側に抗議文を提出したとし「法的措置も視野に入れて対応していく」とも述べた。