国民民主党の玉木雄一郎代表は27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、イランの核関連施設に米軍が行った攻撃をめぐり、広島と長崎への原爆投下に例えたトランプ米大統領の投稿に、強い遺憾の意を示した。自身の投稿を英訳した内容も同時に投稿したが、24日に日本外国特派員協会での会見内容が物議を醸した直後だけに、玉木氏のポストには不安の指摘もあがった。
玉木氏が指摘したトランプ氏の発言は、25日にオランダ・ハーグで行われたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議に出席した際、米軍のイランへの空爆後にイスラエルとの戦闘が終結したことと、広島、長崎への原爆投下を「本質的に同じ」などと言及した内容。広島、長崎からは強い反発の声が上がっている。
そうした経緯も念頭においてか、玉木氏は26日夜、トランプ氏の発言を報じたネットニュースを引用しながら「唯一の戦争被爆国として、また、米国の同盟国として、トランプ大統領の発言は極めて残念だ。広島・長崎で亡くなられたおびただしい数の尊い命、ご遺族そして今なお後遺症に苦しむ方々を傷つける極めて不適切な発言だ。政府はトランプ政権に我が国の不快感を伝えてほしい」と投稿。トランプ氏に対して日本政府としての不快感を伝えるよう、強く求めた。トランプ氏の発言に対し、林芳正官房長官は26日の記者会見で、正面からの評価には言及していない。
玉木氏はさらに日本語での投稿に加えて、自身の見解の英訳版も投稿した。ただ、24日の日本外国特派員協会での会見では、国民民主党の政策が女性の有権者に届いていない現実について英語で述べた際、「女性蔑視」とも取れる内容の言及があったと指摘を受け「英語が未熟なため、拙い表現をしてしまったことを反省しています」などとして謝罪したばかり。
玉木氏の26日の英訳投稿には「英語はやめとけって!!w」「この英語は文法的に正しい?」「英語で失敗してたのに、また英語で書いてるのですね」「この英語合ってるんか? ハラハラするよ」と不安のコメントが寄せられたほか、「気にせず行きましょう」とするコメントもあった。

