自民党の鈴木宗男参院議員は13日までに、自身のブログを更新。暴力行為をめぐり第107回全国高校野球選手権大会の出場を辞退した広陵(広島)について、これまでの経緯を踏まえた上で今回の問題に関するさまざまなテーマについて持論をつづった自身の投稿に、読者から多くの反響が寄せられたと明かした。
宗男氏は、11日に投稿したブログで、報道を踏まえ、暴力行為をめぐるこれまでの経緯を、学校側や日本高野連の対応を含めて詳細に記しながら、8月5日の大会開幕直前に、暴力行為に関する情報がSNSで拡散したことにも触れた。「初戦前日の6日、学校は初めて事案を公表した。被害者側の主張やSNS情報との食い違いも明らかになった(朝日新聞朝刊27面)と出ている」ともつづった。
その上で「暴行はあってはならない。これに関与した者の責任は問われて当たり前である。同時に寮のルールを守らずカップラーメンを食べた生徒の行為も見逃してはならない。民主主義はルールに基づくからである」と主張。また、「報道からこのルールを破った生徒の親が学校側にクレームをつけている様だが、ここは事実関係をはっきりさせてほしい」と記し、「甲子園に出場し1回戦を競り勝った広陵高校である。うやむやにしては選手がかわいそうである」「暴行事件があったことが明らかになり高野連にも報告し、一定の処理がされ、だからこそ県大会を勝ち抜き、甲子園に来たのではないか」との認識も示した。
一方で、「今回の件を機にSNS上での嘘、でたらめ、誇張について厳罰にすべくルール作りを考えなくてはならない」と記し「部員の寮を『爆破予告』するのはとんでもない発信である。だまっていれば、見過ごすと、これからもっと巧妙に悪質な話が流されることになる」と、誹謗(ひぼう)中傷などに対する強い怒りも記した。
その上で「読者の皆さんはいかがお考えだろうか」と、今回の問題に関する認識を、読者に委ねた。
一方、12日のブログには「昨日のムネオ日記で甲子園広陵高校のことに触れたが、それに対するコメントを沢山戴いた。皆さん関心を持たれていることが伝わってくる」と、前日のブログへの反響が大きかったことを明かした。
その上で、「野球部の寮でカップラーメンを食べてはいけないルールがあり、ルールを破った1年生に上級生が注意をした。その注意が暴力行為であったとなっている。いかなる理由にせよ、暴力はあってはならない。しかしこの時点で広陵高校は県高野連を通じ、高野連に報告し、関係者の厳重注意で一見落着している。3月のことである。それが甲子園に来てからSNS等で話がぶり返されてきた」と、あらためて経緯をつづった。
一方、「寮のルールを破った生徒の親が、学校側に接触していたことを校長が明らかにしているが、この親と野球部長とのやりとりを是非とも明らかにしてほしいものだ」と主張。「毎日、一生懸命練習し、聖地甲子園を目指し念願が叶い1回戦見事に勝利した選手たちがうやむやな内に出場辞退ではあまりにも選手が可哀想である」と、前日と同様の思いをつづった。
また「これからのことを考えると、SNS等で正しくないこと、事実でないことが先行し誤解があってその誤解が正当化されたのでは社会秩序が持たない」とした上で「簡単な話、ルールを破った生徒の親が何を主張し、何を求めていたのか明らかになれば済む話である」「ここは広陵高校校長はじめ関係者が正直に事の次第を明らかにすることが一番の問題解決の近道と思うのだが」とも、私見をつづった。

