自民党の和田政宗元参院議員(50)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。宮城県知事選(10月9日告示、26日投開票)への出馬を「熟慮」していることを明かした。
知事選は任期満了に伴うもので、現職の村井嘉浩知事が無所属で立候補することを表明している。村井氏が6選を目指していることや、民間企業による水道事業運営、外国人政策なども争点になるとみられている。
その中で、和田氏はXで「『宮城県政の真の発展を願う青年経済人の会』『宮城の子どもを守る会」から宮城県知事選へ立候補要請がありました」と報告。「合計特殊出生率1.00(全国46位)の根本的改善の出産子育て支援、産業振興、水道民営化見直し、土葬墓地反対等の要請でした」とし、「私は要請と同じ考え。重く受け止め熟慮します」とつづった。
続く投稿では、「午後は『登米市の宮城県政を考える市民の会』から宮城県知事選へ立候補要請」と、3団体目からの要請があったことを紹介。「水道民営化、土葬墓地、移民等は地域の方からも懸念が強い」と指摘し「水道民営化は見直し、県主導土葬墓地はとりやめ、移民はそもそもする必要がない。難民申請無制限→2アウト制、日本版ESTA導入を私は実現してきた」と実績や持論をつづった。
その上で「私へ宮城県知事選への立候補要請をした3団体は、いずれも宮城県の合計特殊出生率1.00(全国46位)の改善へ出産子育て支援を要望。私は不妊治療で子供を授かった経験から、当事者の経済的理由での断念を避けようと、議連を立ち上げ保険適用を実現できた。思い切った子育て支援が今こそ必要」と強調した。
和田氏は慶大卒業後、97年にアナウンサーとしてNHKに入局。仙台局で東日本大震災の報道にも携わった。13年にみんなの党公認で参院選に宮城選挙区から立候補し初当選した。次世代の党などを経て、17年に自民党に入党。保守系で知られ、埼玉・川口市のトルコ国籍のクルド人をめぐる対応や法整備についても発信を続けてきた。7月の参院選で3選を目指したが落選していた。
宮城県知事選には村井知事のほか、宮城県角田市元職員の伊藤修人氏(33)、県議の遊佐美由紀氏(62)が立候補の意向を表明している。また参政党の神谷宗幣代表も5日の投稿で「宮城県知事選挙に我々が関わっていくことには、生活インフラを外資に任せたり、移民受け入れを進めようとしたら、首長は続けられないという事例をつくるという目的もあります」と、候補者擁立の意向を表明。「来週には応援する方を発表できると思います」と見通しを示していた。

