茂木敏充外相は24日の参院沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会で、先月高市早苗首相に同行して米ワシントンを訪れ、トランプ大統領との日米首脳会談に同席した際、トランプ氏に「タフなやつがまた来たなと。そんなふうに言われました」と明らかにした。
自民党の鈴木宗男参院議員の質問に答えた。
茂木氏は、第1次トランプ政権で経済再生担当相として日米貿易協定の協議に当たり、その際の手腕について、トランプ氏から「タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」と言われたことが知られており、茂木氏の「売り」の一つにもなっている。この日は、宗男氏が今後の日ロ関係について質問した際、「モスクワに行くと茂木大臣の評価は高い。ラブロフ外務大臣は、2002年から大臣をやっているが『茂木さんはいいやつだ。おれと波長が合う』ということを事務次官クラスに話をしている」と指摘。「外交は人間関係だ。茂木大臣はトランプ大統領の評価も高い。私からみれば、あまり人をほめないトランプ大統領が『タフネゴシエーター』だと言ったということは非常に意味がある」として、今後の手腕に期待を示した。
宗男氏はさらに「今、高市さんはトランプさんと波長が合っており、日米首脳の信頼関係はいいと思っている。日米両国がロシアとウクライナの間の停戦に向けて共通の価値観を持った方がいいのではないか」とも指摘。これに対し、茂木氏は「先月、日米首脳会談に同席した時も、『タフなヤツがまた来たな』と、そんなふうに私、言われましたけど、トランプ大統領から」と述べ、その上で、ロシアとウクライナの間の停戦について「最終的な合意がなされるための努力は、トランプ大統領も熱心にやられており、それを実現するのは極めて重要だ」などと応じた。

