高市早苗首相は21日夜、就任後初めての記者会見に臨み、自民党との26年にわたった連立政権を解消した公明党と、今回新たに連立を組んだ日本維新の会に、それぞれ感謝の言葉を口にした。維新に関しては「同志」という言葉で、関係を重視している自らの立場を示した。
高市首相は「厳しい野党時代も含め、26年の長きにわたる公明党のみなさまのご協力に、改めて深く感謝を申し上げます」とした上で「しかし、政治の安定なくして力強い経済政策も力強い外交安全保障政策も実現できない。日本を再起させたいという思いで、政策合意までたどりつくことができた、この日本維新の会の同志のみなさまに、感謝を申し上げます」と、語った。
維新との関係について「両党の政策合意を基礎にともに手を携え、政策実現に取り組んでいく。(維新が訴えてきた)身を切る改革としての議員定数削減も合意を致しました」と述べ、維新との連立合意内容の1つ、議員定数削減に言及。その上で「私ども内閣としましても、私を含む総理大臣を含む閣僚の給与につきましては、議員歳費を超える給与を受け取らない法改正に取り組む所存です」と述べ、首相を含む全閣僚が議員歳費以上の給与を受け取らないための法改正に取り組む考えを表明。高市内閣としても「身を切る改革」を体現すると訴えた。
また「さらに、多数を形成し、政治を安定させる思いを共有するすべての野党のみなさまに引き続き協力を呼びかけていきます」とした上で、「基本政策と矛盾しない限り、原則として政策提案を受け入れる方向で前向きに議論して参ります」と言及。政策が近い国民民主党などを念頭に、秋波を送るような場面も。高市首相は「最大限の柔軟性を発揮していく準備がある。それが国家国民のためなら、決してあきらめないというのが、この内閣の『不動方針』です」とも、語った。

