中国の呉江浩駐日大使が23日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。高市政権の官邸幹部がオフレコを前提とした場で日本は「核を持つべき」という趣旨の発言をしたと複数のメディアで報じられた件についての、中国外務省報道官のコメントをアップした。

この幹部は18日、官邸でオフレコを前提として非公式取材で「私は核を持つべきだと思っている」などと述べ、日本の核兵器保有が必要だとの認識を示したことが複数のメディアで伝えられた。ただこの幹部は、核保有は現実的ではないとの見方にも言及したという。

呉氏は「外交部報道官」のコメントとして「日本の首相官邸の高官が、日本は核兵器を保有すべきだと公然と主張したことに、中国は驚愕している」と記した。そして「これについて日本の内閣官房長官は明確な説明を拒み、日本の防衛大臣は『非核三原則』の見直しの是非について、『いかなる選択肢も排除しない』と発言した。さらに、日本メディアが報じた高市首相による『非核三原則』改定計画と合わせて考えれば、これらの発言は、戦後国際秩序および核不拡散体制に対する公然たる挑発であり、地域および国際の平和と安定に対する重大な脅威であり、『平和的発展の道を歩む』という日本の主張と完全に乖離している」と掲載した。

この投稿に対し「『驚愕している』と言われても困る 核を実際に保有し増強し核恫喝を常態化させ核不拡散条約を都合よく解釈してきた国が日本の国内発言や報道段階の話を『国際秩序への挑発』と断罪する構図こそが皮肉」「どの口が言ってんだ?」「驚愕とは白々しい。貴国が我が国に照準をあわせた核弾頭搭載ミサイルをいつでも発射できるようにしていることは公然の事実」「君らの核はいい核なの?」「現・核兵器保有大国に一切言われたくはありません」「内政干渉すんなよ」「クレーマーで食っていけるよ」「まず、貴方の自国が核兵器を削減してから発言してくださいな」「日本を批判する前に、自国の核兵器を廃絶したら?」などとさまざまなツッコミや反論が相次いでいる。