選挙メディア「選挙ドットコム」の鈴木邦和編集長が6日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に生出演。衆院選(8日投開票)に向けた終盤情勢調査で、読売新聞は「自民、単独過半数の勢い 中道は大幅減」毎日新聞は「自維3分の2うかがう、自民勢い 300超も 中道大幅減 みらい躍進」と、いずれも自民党の圧勝の見通しを報じている背景について「高市さんの人気を問う選挙に、自民党ができたことが一番の要因」と分析した。
鈴木氏は、衆院選について「1万票差で数十議席ひっくり返る」としつつ「自民党が単独過半はほぼ皆さん(各社)間違いないだろうと思ってるんですけど、そこからどのぐらい伸ばすかが、各社差がある」と指摘。その上で、自身の見立てとしては「私はどちらかというと毎日に近いです。(自民単独で)300に近づいてる状況」との見通しを示した。
その理由について、政党支持率に変化はない中で「無党派の方が、有権者の4割くらい。その方々が自民党に大量に流れている」と分析。選挙ドットコムの調査でも、無党派層の4割が自民党支持で中道改革連合は1割といい「4倍の差がある。それが今回の衆院選の大きな差になっている」とした。
カズレーザーから、勝ち馬に乗る「バンドワゴン効果ってあるんですか」と問われた鈴木氏は「ただ実はバンドワゴン効果と別にですね。アンダードッグ効果(劣勢とされる方を応援する、判官贔屓)というのがあって、逆にその強い方に対してですね。じゃあ逆の方を応援しようというそういう心理もあるんです」と指摘。その上で「今回は単純に無党派で自民党が非常に支持が厚い。無党派の方々が投票態度を決めるとどんどん自民党の勢いが増していく構造」と解説した。
なぜ、そこまで、自民党の支持が伸びているのかについて、鈴木氏は「これは圧倒的に高市さんの人気です。それにつきますね」とし「高市さんの人気をなんなら問う選挙に自民党ができたことが一番の要因です」と自民党の戦略勝ちの状況になっていると指摘した。「自民党の戦略はですね。今回あの消費税の減税を中道がこう打ち出したことで、それに対して、自民党を期限付きでえっと打ち出したとそうするとある意味争点が消えるわけですよね。今回消費税減税の各党の公約を見ても、チームみらい以外はほとんど減税を言っていて、あんまり変わらない。そうするとやはりじゃ高市内閣、高市さんに対するイエスかどうかで選ぶ(構図になる)」として、自民党の戦略を読み解いてみせた。

