<1>5連覇=オジュウチョウサン(16~20年)

20年中山グランドJを制し、JRA同一重賞5連覇を達成したオジュウチョウサンと石神騎手
20年中山グランドJを制し、JRA同一重賞5連覇を達成したオジュウチョウサンと石神騎手

言わずと知れた障害の絶対王者オジュウチョウサン。16年の初挑戦は2番人気で勝利し、以降4年は1番人気で勝って5連覇の大記録を樹立した。ちなみに、単勝配当は650円→130円→150円→110円→110円。

6連覇を狙った21年は2番人気で5着に敗れたが、22年も出走して1番人気で勝利。中山GJ通算6勝目を飾り、自身5度目の最優秀障害馬に選出された。


<2>3連覇=カラジ(05~07年)

07年中山グランドJを制し3連覇を達成したカラジ(中央)
07年中山グランドJを制し3連覇を達成したカラジ(中央)

オーストラリアの障害馬。3年とも前哨戦のペガサスJSから参戦し、同レースはそれぞれ3、2、3着に敗れながら、本番は3連覇した。驚くべきは年齢。10歳、11歳、12歳での3連覇だった。鞍上はB・スコット騎手。E・マスグローヴ師の管理馬。


<3>2連覇=ゴーカイ(00~01年)

01年中山グランドJを制したゴーカイ
01年中山グランドJを制したゴーカイ

平地では未勝利戦の1勝のみだったが、障害転向後に開花。横山義行騎手とのコンビで00、01年と連覇した。3連覇を狙った02年はオーストラリアのセントスティーヴンの2着。

02年東京HJ3着を最後に現役を引退して種牡馬入り。産駒オープンガーデンは11年阪神SJで重賞勝ちを飾り、中山GJには09年から3年続けて出走し、3着、2着、4着と3年とも上位争いを演じた。