<1>ジャスパークローネ(日曜中京11R・CBC賞)

29日の栗東坂路を4ハロン50秒1-36秒1-23秒2-11秒5と右肩上がりの時計をマークし、木曜日の2番目に速い時計。ラストの11秒5は同馬の自己最速だった。25日にも馬なりでラスト1ハロン12秒2をマークしている。前走の函館スプリントSは16着も発馬での後手とハイペースが響いたか。今回は函館から栗東へ戻っての中1週と強行軍だが、週末の東海地方は雨予報。馬場が渋れば重、不良馬場で2戦2勝の巧者ぶりを発揮できるとみた。

坂路で追い切るジャスパークローネ
坂路で追い切るジャスパークローネ

<2>タイセイブリリオ(土曜中京10R・知多特別)

28日の栗東坂路で4ハロン51秒2-12秒0をマーク。やや重の馬場状態で4ハロンの自己ベストを更新した。

ここ2走は千四、千二で逃げて3着と安定感抜群。前走の走破時計1分7秒5も持ち時計を0秒6詰めており、目下の充実ぶりがうかがえる。今回は少頭数で楽に逃げられそうなメンバー構成。開幕週を味方にゴールまで一気だ。


<3>フミロア(土曜函館11R・TVh杯)

普段はウッドと坂路併用の追い切りだったが、今回はウッドのみ。パターンを変えてきた点に変身ムードが漂う。6月頭から入念に乗り込まれており、27日の最終追いは美浦ウッドで6ハロン83秒1、最後の1ハロンは11秒9と軽快な動きを見せていた。

近走結果が出ていないが、適距離から1ハロン長い千四で2カ月ぶりだった前走を0秒1差5着。適距離に戻る今回はテン乗り得意の池添騎手で高配の使者になる。


【先週の結果】

<1>グレン

土曜阪神12R 4着(5番人気)

<2>テーオーダヴィンチ

日曜阪神9R・舞子特別 2着(1番人気)

<3>トーセンアラン

日曜阪神10R・花のみちS 13着(6番人気)


◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。