<1>05年&20年・単勝110円=優勝馬ディープインパクト&コントレイル

05年神戸新聞杯を制したディープインパクト(左)と20年優勝のコントレイル
05年神戸新聞杯を制したディープインパクト(左)と20年優勝のコントレイル

05年は、デビューから5戦5勝のダービー馬ディープインパクトが秋初戦を楽勝した。武豊騎手を背に3角からまくっていくと、持ったまま直線へ。5番人気シックスセンスに2馬身半差をつけ、単勝支持率78・5%の期待に応えた。

中京で行われた20年は、そのディープの息子で、同じく5戦5勝でダービーを制したコントレイルが登場。福永騎手を背に中団から危なげなく抜け出し、2着ヴェルトライゼンデに2馬身差で勝利した。単勝支持率は72・6%で、くしくも単勝配当は父子そろって110円だった。

なお、65年ダイコーターも単勝110円。


<2>19年・馬連130円=優勝馬サートゥルナーリア

19年神戸新聞杯を楽勝したサートゥルナーリア(左)
19年神戸新聞杯を楽勝したサートゥルナーリア(左)

皐月賞馬サートゥルナーリアが単勝1・4倍の圧倒的人気に応えた。2番手追走から4角で先頭に立つと、上がり32秒3という強烈な瞬発力で後続を突き放し、3馬身差で押し切った。鞍上はルメール騎手

2着は2番人気ヴェロックス、3着は3番人気ワールドプレミア。馬連130円、馬単210円、3連単700円と1、2着のワイド110円はいずれも神戸新聞杯の式別最低払戻金額となっている。


<3>04年・3連複240円=優勝馬キングカメハメハ

04年神戸新聞杯を制したキングカメハメハと安藤勝己騎手(左)
04年神戸新聞杯を制したキングカメハメハと安藤勝己騎手(左)

NHKマイルC、ダービーの2冠馬キングカメハメハが快勝した。安藤勝己騎手を背に中団からあっさり抜け出すと、1馬身4分の1差で差し切りV。レースレコードを記録した(当時は阪神芝2000メートル=勝ち時計1分59秒0)。

2着は3番人気のケイアイガードで、3着は2番人気ハーツクライ。3連複240円は神戸新聞杯の式別最低払戻金額となっている。

なお、キングカメハメハにとっては、この一戦が現役最後のレースとなった。通算成績は8戦7勝。