<1>ビッグシーザー(土曜中山11RオーシャンS)

ビッグシーザー(2024年2月28日撮影)
ビッグシーザー(2024年2月28日撮影)

2月28日水曜の栗東坂路で、4ハロン50秒9-12秒2を馬なりで計時した。この日、坂路で50秒台を出したのは6頭だけで、その中で2ハロン24秒0は最速。追えばさらに時計は詰まっていたとみる。

近走は先行力に磨きがかかり、前走・淀短距離Sでは復活の勝利を挙げた。調教の動きからも、4連勝した昨年と同じか、あるいはそれ以上の状態だと思われる。首位争いを期待だ。


<2>リッケンバッカー(日曜阪神10R戎橋S)

21年アーリントンCで2着のリッケンバッカー(右端)
21年アーリントンCで2着のリッケンバッカー(右端)

2月28日水曜の栗東Cウッドコースで、1番時計タイとなる6ハロン79秒3-11秒6を単走、いっぱいでマークした。

久々の前走・斑鳩S12着は8キロ増と若干の余裕も感じられたが、たたいた今回は上積みが見込める。もともと現級3勝クラスでも2着があり、3歳時のG3アーリントンC2着を含めて阪神は【1・3・0・3】の得意コース。たたき2走目の大駆けに期待する。


<3>フィデル(日曜小倉11R関門橋S)

フィデル(2023年撮影)
フィデル(2023年撮影)

2月28日水曜の栗東坂路で、この日の2番時計となる4ハロン50秒1-12秒9を馬なりでマーク。序盤から軽快なスピードが目を引いた。

2歳時には京都2歳Sで3着、ホープフルSで4着に好走。3歳春には若葉Sで3着と存在感を見せた。ただ、4歳だった昨年はわずか3戦と不完全燃焼。昨秋の休み明けから11着→5着と良化をたどっており、3走目の今回は首位圏内に突入する。


【先週の結果】

<1>シュガークン

土曜阪神5R 1着(1番人気)

<2>マニバドラ

日曜中山10R春風S 1着(1番人気)

<3>メイショウエニシア

日曜小倉11R下関S 9着(9番人気)

◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。