<1>タマモランプ(阪神5R・12時20分発走)

デビュー戦の2月10日京都5R3歳未勝利戦で3着に入ったタマモランプ(右)
デビュー戦の2月10日京都5R3歳未勝利戦で3着に入ったタマモランプ(右)

今年2月に芝2000メートル以上の3歳未勝利戦は計15鞍が行われた。キャリア別成績では2戦以内の馬が13勝し、この時期は経験の浅い馬に分がありそうだ。

4頭出走するキャリア2戦以内の馬から、タマモランプを狙う。既走馬相手のデビュー戦となった前走で3着に好走。リズム良く走り、鋭い加速を見せた。上位2頭との3キロの重量差を考慮すれば、勝利に等しい内容。今回は勝ちを意識する。


<2>ワールドシリーズ(小倉9Rあざみ賞・14時15分発走)

1月27日小倉6Rの3歳未勝利を制したワールドシリーズ
1月27日小倉6Rの3歳未勝利を制したワールドシリーズ

混合戦で行われた過去2年のあざみ賞は、関西馬のワンツー決着となっている。その連対馬4頭は前走が今回と同じ小倉芝1200メートルだった。

ワールドシリーズは今回と同じ舞台だった前走で未勝利クラスを卒業。内をうまく立ち回り、休養を挟んでの確かな成長を見せた。昇級戦もセンスの良さで突破する。


<3>キミワクイーン(中山11RオーシャンS・15時45分発走)

2023年6月、函館スプリントSを制したキミワクイーン
2023年6月、函館スプリントSを制したキミワクイーン

オーシャンSは前走からの巻き返しが目立つレース。過去5年の1~3着馬15頭中、のべ8頭が前走着順6着以下だった。その8頭の年齢の内訳を見ると、4頭が5歳馬だった。

キミワクイーンの前走・京阪杯は、輸送でのマイナス10キロが影響したのか、11着と大敗してしまった。昨年は函館SSを制して重賞級の力は証明済み。中山に舞台が替わって、一変に期待する。


【先週土曜の結果】

<1>オーロイプラータ

阪神11R仁川S 7着(2番人気)

<2>リアレスト

中山9R水仙賞 3着(3番人気)

<3>クリノアドバンス

小倉5R 2着(1番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。