昨年のジャパンダートダービーは船橋のキャッスルトップが逃げ切った。重賞初挑戦で初制覇。当然、南関東のクラシックには出走していない。これは年々、クラシック戦線での消耗が激しさを増していることの表れではないのか-。そう考えれば考えるほど、予想が遅々として進まず…。

◆大井11Rジャパンダートダービー 悩んだのは☆クライオジェニックの評価。羽田盃まで◎を打ち続けたが、東京ダービーでは☆に落とした。羽田盃の惨敗は勝ちにいってのもの。敗因がはっきりしていただけにそこまで評価を落とす必要もなかったのだが…。追い込みに転じた東京ダービーで2着。自分の予想下手を痛感した一戦だった。

消耗はないのか。藤田師は「クラシックトライアルを勝った後に羽田盃まで時間があったので短期放牧に出して。それが今になって生きているというか、ここまで順調に使えている。本当にそうしたくて休ませたんですけど、うまくいったなと思いますね」。さすがに相手が強いとみたが、これは◎でもよかったか。今回は買い目で調整しよう。3連複フォーメーション(3)(6)(10)(8)-(3)(6)(10)(8)-(3)(6)(10)(8)(4)(5)(7)(14)。【牛山基康】