3歳ダート短距離チャンピオン決定戦となって3年目を迎えた兵庫CS。5月6日に行われた今年は大井のゼーロス(牡、荒山)が3着に入り、3年目にして初めて地方馬が馬券圏内に食い込んだ。荒山師に聞くと「翼(笹川騎手)も『もうちょっと自分がうまく乗れていれば勝てたと思うから悔しい』と」。1着からの着差は半馬身+2馬身。直線で外に出されてから急追したが、届かなかった。
デビュー2連勝で臨んだ昨年の鎌倉記念が1角で外に膨れながらも最後方から追い込んで3着。粗削りな競馬で敗れたが、続くハイセイコー記念を快勝。今年はハイセイコー記念以来の雲取賞が逃げて5着、続く京浜盃が1角で外に膨れて後方から4着。距離の壁も感じたことから兵庫CSに向かった。園田1400メートルの2番枠。内に閉じ込められ、砂を嫌がりながらの追走で向正面は7番手。笹川騎手は「狙って何かできる馬ではないので、そこが難しいところでしたけど、終わってみれば勝てたんじゃないかなと」と振り返る。結果的に脚を余した格好。展開がはまれば違う結果が待っていたかもしれない。
そこからさらに距離を縮めて大井1200メートルの優駿スプリントに向かう。笹川騎手は「距離自体はいいんじゃいないかなと思いますけど、1ターンでペースがかなり違ってくるので、そこでどういう反応をするのか。ポテンシャルはあると思うので、期待半分、心配半分ですね」。【牛山基康】



