今年のG1レースも、阪神ジュベナイルFを含めてあと4つ。私が予想するのも有馬記念までの3つです。先週のチャンピオンズC、私の本命はクラウンプライドでした。馬体は良さそうだったのですが…。気持ちよく走る気分じゃなかったのかな。生き物ですからそんな日もありますよ。それにしてもレモンポップは強かった。

切り替えて今週は2歳牝馬の阪神JF。と思ったらさすがに2歳牝馬は難しい!

考えたあげく、◎はサフィラに託します。過去10年で5勝のアルテミスS組が強いレース。軸はこの馬から考えます。トモや体つきは、いかにも“2歳牝馬”という感じです。ただ、同じ阪神マイル戦の朝日杯FSを勝ったサリオスが全兄なら大丈夫。調教での手応えも良く、池添厩舎×松山騎手というのもこのコースでは好材料ですね。乗りやすいというのが、フルゲートでは生きそうです。

○はキャットファイト。このメンバーでは1600メートルの持ち時計が一番速いこと、そして前走の内容です。前走は中山でやや重の中を先行し、最後に後続を離したのも強い内容だと思いました。今回は3カ月の休養明け、そして頭数も増えるので条件はきついです。でもそこは陣営も状態に自信を持っているようですし、ロスなく回れる枠も絶好です。

▲にステレンボッシュ。赤松賞は上がり最速での1着。レースの上がり3ハロンが33秒9だったようにペースが遅く、折り合いを欠いた上、向正面で内の馬と接触。道中のロスがなければ、タイムももう少し出たかも。掛かって、下げて、最後は伸びてといい経験になったのではないでしょうか。国枝厩舎×牝馬×ルメール騎手とくれば買いですね。

馬券は単勝(14)、複勝(3)、ワイド(14)-(3)(6)で仕留めます。競馬場に行かれるうらやましい皆さん、暖かくして観戦してください。

<雪平莉左の阪神JF予想>

◎(14)サフィラ

○(3)キャットファイト

▲(6)ステレンボッシュ