吉田隼人騎手(38)騎乗の4番人気ソダシ(牝4、須貝)が強さを見せつけ、G1・3勝目を挙げた。好スタートから道中は4番手の内。直線で抜け出すと白い馬体を揺らしながら、逃げるローザノワールとの差をぐんぐん縮めた。混戦の2着以下を尻目に、2着に2馬身差をつけた。

ゴール後には鞍上が大きくガッツポーズ。吉田隼騎手は「何週間も前からプレッシャーを感じていて一気に開放されたので、ちょっとはしゃいじゃいました」と笑顔を見せた。レースについては「スタートも抜群で馬とのリズムも折り合いもついていました。ソダシのいい時の伸びがあったので、この感じなら差されることはないなと思いました」と振り返った。

デビュー以来コンビを組み続けてきた相棒との戴冠。「本当に白毛馬が東京のコースでG1を勝つ時が来て、その時に僕が手綱を取っていられた。夢のような時間でした。ここまで盛り上げてくださったみなさん、これからもよろしくお願いします」と話し、ファンの声援に応えた。

昨秋の秋華賞(10着)以来3戦ぶりに芝に挑み、阪神JF、桜花賞に続くG1タイトルを手にした。勝ちタイムは1分32秒2。

2着に3番人気ファインルージュ、3着には6番人気レシステンシアが入った。

馬連(5)(11)2010円、馬単(5)(11)4010円、3連複(5)(7)(11)8270円、3連単(5)(11)(7)4万3780円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)