6月8日大井の東京ダービー(S1、2000メートル)に向けたシャルフジン(牡3、川島正)の最終追い切りが4日、船橋競馬場で右回りで行われた。

元騎手で調教パートナーの宮下厩務員が騎乗。外のエルデュクラージュ(A1)と並んで直線に向くと、鞍上のゴーサインに応えて半馬身ほど先着した。

前日の豪雨で時計の出やすい馬場になっていたとはいえ、4ハロン47秒9、3ハロン35秒7の好タイム。宮下厩務員は「前回の掛かり具合だと距離が持たないかと思ったけど、メンタル的に落ち着いて、今日の感じなら自信を持って送り出せます」。

1番人気で3着に敗れた前走の羽田盃はハイペースの逃げ。距離延長が不安視されるが、自信の仕上げで反撃を期す。