新種牡馬アドマイヤマーズ産駒は、上場された4頭すべて落札された。

“ウマ娘”の藤田晋氏が落札した上場番号429番、トレジャリングの22(牡)の1億4500万円が最高値。4頭総額は3億円で、1頭あたりの平均落札額は7500万円だった。

現役時代に管理した友道師は「牡牝違っても形はいいし、マーズに似ている。マーズ自身がダイワメジャーの子どもじゃないような体形をしていたので、産駒もマーズの体を受け継いでいる。マイルから二千まではいけると思う。それ以上は母系の力を借りないといけないと思う。ありがたいですね。いい馬が多いイメージ。いつかはアドマイヤマーズの子をあの勝負服で走らせたい」と話した。

アドマイヤマーズは、2歳時に朝日杯FSまで4連勝。3歳でもNHKマイルC、香港マイルとG1を制した。今年の当歳馬が初年度産駒となる。