フランスのクリストフ・スミヨン騎手(41)がエクリプスSで受けた騎乗停止処分に対する異議申し立てを行い、騎乗停止期間の短縮に成功した。14日、レーシングポスト電子版が伝えている。

スミヨン騎手は2日にサンダウン競馬場(英国)で行われたG1エクリプスSを仏ダービー馬ヴァデニで勝利したが、ゴール通過後に馬上でガッツポーズ。馬が内へ斜行し、後ろを走っていたネイティブトレイルとロードノースが接触する事象があった。このため、不注意騎乗で12日間の騎乗停止処分を受けていたが、スミヨン騎手はこれを不服として異議申し立てを行い、14日に開かれた裁定委員会で騎乗停止期間が8日間へ短縮された。

スミヨン騎手は「私はビッグレースを勝ったとき、いつも祝いたいのです。ゴールラインを過ぎたとき、馬上で喜びを表現したいし、ファンに喜んでもらいたいです。ただ、次回はこのようなことが起きないようにします」とコメントしている。